
5疾病と5事業について
コラム
こんにちは!今回でコラムも6回目ですが、もう12月なんですね...
なぜ、こんな事を??と思いますが、実はこの中には在宅での治療、療養が必要な方を一人でも少なくするヒントが隠されています。病気を未然に防ぐことで介護やリハビリといったことが不要になり、健康寿命が延び、長く自立した生活を送ることが出来ます。
5大疾病は以下の病気のことを言います
・脳卒中
・糖尿病
・がん
・急性心筋梗塞
・精神疾患
5事業とは以下の事業を言います
・周産期医療
・小児医療
・救急医療
・災害時医療
・へき地医療
5大疾病の考え方として
「広範かつ継続的な医療の提供が必要と認められる疾病」
①患者数が多く国民に広く関わるもの②死亡者数が多いなど政策的に重点が置かれるもの。
③症状の経過に基づくきめ細やかな対応が必要なもの④医療機関の機能に応じた対応や連携が必要なもの
政府は、この5つの病気についてはいつでもどこでも治療ができるようにしましょうという考え方です。
脳卒中
日本人の死因 4位(2021)
後遺症が残ることが多い
要介護になる原因TOP
糖尿病
心臓病などになるリスクがある。
合併症になると大変(失明や足切断など)
透析の原因(医療費がすごくかかる)
がん
日本人の死因1位(2021)
2人に1人はがんになるといわれている
早期発見が大切
急性心筋梗塞
日本人の死因2位(2021)
突然死のリスクがある
すぐに治療しないといけない⇒救急車がすぐに来られるように
精神疾患
若者のうつ病増加
自殺者の増加
高齢者の認知症の増加
5事業がどうして大切か?
・周産期医療:赤ちゃんが生まれる時は24時間365日いつでも対応できないといけないことはもちろん、生まれる際正常分娩できるかどうかなどの対応、分娩前後の母子へのケアが十分できるか等の環境づくりが大切。
・小児医療:赤ちゃんは自分でどこか悪いのか伝えることができない。そこからどういう病気かを見つけ出すことがとても難しい。そういった医療の対応ができる環境や人員を確保できるように目指すことである。
・救急医療:救急車が早く到着できることはもちろん、受け入れができる病院の確保や夜間・休日でも対応できるという環境を作っていくことが大事である。
・災害時医療:海にも山にも囲まれていて、地震等災害が多い日本では災害派遣医療チームなどの派遣ができるような体制が重要視されている。
・へき地医療:山や島も多い日本では、過疎化も進んでいます。こういった地域ではまず医師がいないということもあるため、国としては医師確保、搬送先の確保、遠隔診療などの仕組みを進めようとしている。
5事業についての考え方
①医療を取り巻く情勢から政策的に推進すべき医療
⇒担い手の確保や病院の収益等では体制を整えるのが難しいからこういう事業に関しては国が補助などを行うべきという考え。
⇒5事業の部分は病院の「利益」としては薄い事業ではあるので、積極的に行おう、または病院にそこまで手が届く余裕がないという背景もある。
②医療体制の構築が、患者や住民を安心して医療を受けられるようになるもの
⇒突然やってくる命に係わる病気や災害、子供の治療に対応できないとその自治体に暮らす住民も不安になってしまう。
⇒救急車が全線来ないような地域に人が住まなくなってしまう
札幌市、特に中央区は医療機関の数も北海道ではトップクラスで、いつでも救急車が走っています。
人口動態から見ても旭川や函館をはじめ札幌以外の北海道の都市から札幌し(特に中央区)へ人が転入し続けている理由の一つに5事業にいえる医療の環境があると言えます。
関連リンク
5疾病・5事業および在宅医療の医療体制について(日本医師会)詳しくはこちら
参考グラフ(社会実情データ図録)詳しくはこちら
人口動態データ(厚生労働省)詳しくはこちら
株式会社大森薬局
〒060-0061 札幌市中央区南1条西16丁目1
TEL:011-611-8855
https://oomori-ph.jp/
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