新型コロナウイルスの検査について②
コラム
皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
前回の投稿から間が空いてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この間には私の身の回りでは、家族が感染して、職場でも感染者が出て。。。。。。。。。
大変な年末を過ごしていましたΣ(゚Д゚)
そんな中で、なんとインフルエンザウイルスと新型コロナウイルスを同時に検査が可能になるというキットが発売されるようになりました。現在は北海道の新規陽性者が2000人代と落ち着いていますが、今後のインフルエンザウイルス感染症の感染拡大も心配されるところではありますので、今回は新型コロナウイルス単体の検査キットの違いも含めてご紹介いたします。
1新型コロナウイルス単独キットの活用を基本とする
➨同時検査キットを最初から使うことをしないでねっていうこと!
2同時検査キットは新たな選択肢として加わるもので、新型コロナウイルス単独キットに置き換わるものではないことに留意する
➨あくまで、手元に新型コロナウイルス単独キットが無い時に使いましょう!
3薬局において販売する医療用同時検査キットは、高齢者、基礎疾患を有する者、妊婦等重症化リスクの高い者や小学生以下の子ども以外の者であること
➨誰でも使うことはできないってこと!
4一般的にインフルエンザウイルスの場合は発症早期ではウイルス量が比較的少ない等の違いがあり、特にインフルエンザ発症後早期は偽陰性※になる可能性が比較的高くなることから、これらの特性を踏まえた適切な使用説明等が必要となる
※本当は感染しているけど陰性と判定されてしまうこと
➨症状があって、陰性になっても油断せずに早く受診しましょう!
以上から購入する際は薬局で説明をよく聞いて購入しましょう(‘ω’)ノ
☆以前投稿したコロナウイルスの検査とはから抜粋☆
<抗体検査とは>:新型コロナウイルスに対する「抗体を持っているかどうか」を調べる検査です。現在さまざまな「抗体検査キット」が薬局やドラッグストアなどで販売されています。小さな針のようなものでプチっと指先を刺して血液を検体にして約15分程度で判定するものが主にあります。抗体には5つの種類があり、検査で検出する抗体はIgMとIgGの2つになります。IgMはウイルスが侵入して早期にできる抗体で、発症から1週間ほどで量が増えて検査で陽性になります。IgGは発症してから3-4週間程度経って陽性となります。
抗体検査はウイルス自体があるかどうかを調べる検査ではなく、侵入してきたウイルスに対して体が反応したことがあるかどうかを調べる検査でしかないので「今感染してる?」ということを調べるものではないようです。
株式会社大森薬局
〒060-0061 札幌市中央区南1条西16丁目1
TEL:011-611-8855
https://oomori-ph.jp/
その他の記事
掲載日2022年8月1日 コラムを読む
掲載日2022年9月1日 コラムを読む
掲載日2022年10月1日 コラムを読む
掲載日2022年11月1日 コラムを読む
アカウント登録(無料)